緑の人

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小田急線の終電(2024ver)

今回は、新宿駅を基準として、小田急線の終電を見ていこうと思います。なお、この情報は2024年4月時点の話です。

 

1、箱根板橋〜箱根湯本

要は、小田原より先の区間である。

新宿21時21分発 快速急行 小田原行

(新松田から急行)

追加料金なしで、小田原より先に行ける列車は、この列車が最後である。

どういうことかと言うと……

新宿21時40分発 特急ロマンスカー ホームウェイ19号 小田原行

が、あるのである。

(ただしロマンスカーなので、もちろん追加料金を払う必要がある)

小田原では、

小田原22時59分発 各駅停車 箱根湯本行

に連絡する。

 

2.愛甲石田〜小田原

新宿23時22分発 快速急行 小田原行

(新松田で、各駅停車小田原行に連絡)

やはり、本厚木より先は、最終が早い。注意する必要がある。

 

3,江ノ島線桜ヶ丘〜片瀬江ノ島

新宿23時34分発 急行 本厚木行

(新百合ヶ丘から各駅停車)

   ↓

相模大野0時17分発 各駅停車 片瀬江ノ島

 

相模大野で接続する各駅停車片瀬江ノ島行は、相模大野ではかなりレアな行き先である。

また、この時間から急行は新百合ヶ丘で各駅停車に種別変更するようになる。

 

4,厚木、本厚木、江ノ島線東林間〜大和

新宿23時46分発 急行 本厚木行

(新百合ヶ丘から各駅停車)

 

相模大野で各駅停車大和行最終に連絡する。江ノ島線の終電は、比較的早めであることがわかる。

 

5,小田急相模原〜海老名

新宿0時発 急行 海老名行

(新百合ヶ丘から各駅停車)

 

6,柿生〜相模大野、多摩線内各駅

新宿0時15分発 急行 相模大野行

(新百合ヶ丘から各駅停車)

新百合ヶ丘0時45分発 各駅停車 唐木田

 

新百合ヶ丘で、唐木田行と相模大野行きが接続する。

 

7,生田〜新百合ヶ丘

新宿0時16分発 各駅停車 新百合ヶ丘

 

8.千歳船橋向ヶ丘遊園

新宿0時32分発 急行 成城学園前

経堂0時44分発 各駅停車 向ヶ丘遊園

 

2つの列車は経堂で連絡することで、終電の時間を延ばしている。

 

9,南新宿〜経堂

新宿0時43分発 各駅停車 経堂行

 

小田急線の新宿を出る最後の列車である。ちなみに、この電車まで、代々木上原で千代田線から接続を受ける。

 

7,まとめ

小田急線の終電の時間は、距離が長い分、かなり幅があることがおわかりいただけただろう。

終電の時間は、これを参考にしてほしい。

中央線で通勤快速、通勤特別快速が無くならない理由

昨今のJR東日本では、通勤〇〇と呼ばれる種別が怒涛の勢いで、廃止されている。

東海道線総武快速線京葉線宇都宮線高崎線常磐快速線、いずれの路線も以前は通勤快速が存在した路線だ。

しかし、現在、それらの路線では、通勤快速どころか、その路線の快速列車的な位置づけの列車も廃止されている。

(例:各路線の通勤快速など)

 

しかしそんな中で、未だにそれら関係の列車が廃止されない路線がある。

中央線と埼京線だ。

この2つの路線は他のJR首都圏の路線と比べて何が違うのだろうか?

今回は、中央線を例に解説していく。

 

1、快速線速すぎ問題

特別快速や通勤快速が廃止された理由として、恐らくこれが9割を占めるだろう。

これは、特別快速や通勤快速が廃止されたどの路線にも共通するからだ。

東海道線を例にしてみよう。

東海道線は、小田急線や京急線東急線など複数の他社私鉄とライバル関係にある。

そして、東海道線普通列車は、なんとほとんどの小田急ロマンスカーよりも速く、東京と小田原、藤沢を結ぶ。

更には東海道線には、快速アクティーや通勤快速、湘南新宿ラインの特別快速が走っていた。

ロマンスカーよりも速い列車を追加料金無しで走らせていたのだ。

しかも、快速の弊害により、通過駅の利便性が下がる。

それならば、JR東日本としては速く移動したいお客さんは追加料金を払って特急に乗ってもらえばいいとしたのだろう。

普通列車を増発しようとしたわけだ。

(東海道線の場合は辻堂などの利用客が多い駅への利便性を上げたかったのだろう)

唯一の例外は京葉線だ。

京葉線は、ライバル路線が少ないどこか、そもそも各駅停車はそこまで速いわけではない。

私も通勤時間帯の京葉線の快速・通勤快速の復活を望んでいる。

 

2,一方中央線は?

中央線の場合、既におわかりかと思うが快速という名前の各駅停車である。

これでは、ライバルの京王線に勝つことができない。

そこで、中央線の場合は、特別快速や通勤快速が生き残っているのだ。

また、中央線の場合、特急の混雑が激しく、近距離移動に向かないのだろう。

 

3,結論

中央線の特別快速や通勤快速は、京王が遅くならない限り廃止されることはないだろう。

私も快速列車の廃止は残念ではあるが、時代の流れを考えてもしょうがないだろう。

京急線に特急が戻ってきて

2022年10月、京急線の昼間の時刻表に快特が減少し、特急が戻ってきました。これによる、メリット、デメリットを乗客目線で紹介します。

 

1,京急線内での特急停車駅

泉岳寺、品川、青物横丁平和島京急蒲田京急川崎神奈川新町、横浜、上大岡、金沢文庫金沢八景追浜汐入横須賀中央、堀ノ内、京急大津、馬堀海岸、浦賀空港線逗子線久里浜線内各駅

京急線路線図

https://www.keikyu.co.jp/ride/kakueki/pdf/ros_vertical_map.pdf

 

太字の駅は、快特が通過or直通しない駅てす。

こうして見ると、特急は快特と比べてカバーする駅が広いことがわかります。しかも、別にそこまで遅いわけではありません。では何故、特急より速いがカバーできる駅は多くない快特が運転されているのでしょうか?

 

2,京急快特がある理由

それは、京急の最大のライバルであるJR東海道線に横浜で乗り換えてほしくないからです。

東海道線は横浜を出ると、京急ターミナル駅である品川駅まで川崎駅の一駅しか停車しません。横浜を出て川崎に止まったら、次は品川なんです。

そんなことなので、横浜以南の京急線ユーザーは横浜で東海道線に乗り換える客が多かったとか。そのため、昔の京急には朝ラッシュ時に品川まで行かず、川崎や神奈川新町で折り返す列車も存在してました。

京急としては、できるだけ乗客に品川まで利用してもらいたい。快特ができたのは、それが理由です。当初の快特は、東海道線のように、京急蒲田を通過していました。(いや、いくらなんでも飛ばしすぎ)

 

3,特急が昼間に戻ってきた理由

特急が昼間に戻ってきた理由、それは、快特をいっぱい走らせることによるメリットよりもデメリットのほうが大きくなったからです。快特は停車駅を絞った代償として、地元の駅にこまめに停車する列車である普通や急行(旧、エアポート急行)と接続する駅が少なく、京急線にいくつも存在する小・中規模駅から都心に出るのに時間がかかってしまうのです。しかも、快特の最大の役割である横浜以南の乗客が今後減少していくことが見込まれているのです。

そのため、京急はライバル東海道線を意識した長距離高速輸送よりも、地域輸送に力をいれる方に舵をきりました。特急は、多くの停車駅で前を走る各駅停車、急行と接続したり、快特が停車しなかった駅からの利便性を上げたのです。

もしかしたら、近い将来京急から快特がなくなる日が来るのかもしれませんね。

 

4,京急に特急が増えたメリット

速い列車に乗車する機会が増えましたね。これにより、目的地に素早く到着できるようになったことがメリットです。

 

5,京急に特急が増えたデメリット

快特よりも余計に停車するので、少し遅くなりましたね。遠距離輸送力は少し落ちたかなと、思います。

 

6,結論

コロナが収束し、人口減少時代が急速に進む中、高速輸送よりも地域密着型の輸送に舵をきるのは得策だと思っています。みなさんも京急の特急と快特を乗り比べてほしいと思います。

フリー楽曲公開しました「カラフルスタート」

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以下動画URL

https://youtu.be/BxpDxcSLo2c?si=3WQUFWswy3v56K4H

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